彦根市のまちづくり 〜城下町の挑戦〜





彦根市内商店街の動向

  • 中心市街地(150ha)には、11の商店街(430店舗)がある。
  • 他に彦根商工会議所管内には、3つの郊外型、ロードサイド型商店街などがあり、合計14の商店街により形成されている。
  • 商店街振興組合は、6つ(彦根中央・彦根夢京橋・花しょうぶ通り・おいでやす・登り町グリーン通り・彦根巡礼街道(ロードサイド郊外型))
  • 協同組合は、4つ(四番町スクエア・彦根銀座街商業・彦根駅前商栄会・彦根橋本町)
  • 任意組合が、2つ(佐和町商店街・京町商店街)
  • 中心市街地の11商店街で彦根商店街連盟を組織し、彦根市共通商品券事業(大型店も使用可能)・ポイントカード事業等にも取り組んでいる。
  • 郊外型任意組合2つ(高宮商工繁栄会・河瀬駅前商工振興会)
  • また、JR南彦根駅前に特定商業集積法によるショッピングセンター「ビバシティ彦根」があり、商業者団体として彦根商業開発協同組合がある。

 

彦根夢京橋商店街

(まちなみ修景事業平成10年度完成・シンボルロード整備事業)

まねきねこ

まねきねこ  まねきねこ

  • 通称「夢京橋キャッスルロード」は、井伊家が彦根を治めた1603年に城下町としての町割りを始めた地区(本町)である。
  • 当時の道幅6mでは、現代の車社会に通用せず、道路幅を18mに拡幅すると同時に、建物も住民合意の上、全て江戸町屋風に建て替えた全長350mの街区である。
  • キーコンセプトは、「OLD NEW TOWN〜古い良さを生かした新しい活気のみなぎる町〜」とし、住民主導のまちづくりを行った。
  • 建築物に関しては、建築物の制限に関する条例の制定を行政に要望し、町並み景観に対する(ファサード整備)補助金を彦根市が1軒につき300万円を拠出した。(角地は、400万円・塀50万円 総計2億円弱)
  • まち並み・まちづくり総合支援事業の活用(1.6ha)(ポケットパーク、ストリートファニチャー、スツール、ベンチ、道路案内板等)
  • まちなみ再生事業による電線の地中化を実施。(自治体管路方式により2億円)、公衆便所、夢京橋あかり館・俳遊館なども彦根市により設置。
  • これらの城下町のまちなみ再生を総事業費37億6,000万円でおこなった。
  • また、観光スポット「夢京橋あかり館」は、「あかり」をテーマに地元商店街出資の第3セクター「M夢京橋」にて運営。2号店は、まねき猫をマスコットにした「招福本舗」にて観光客の集客に務める。
  • 街区の完成したH10年度は、彦根城の年間客数60万人に対して夢京橋キャッスルロードは、45万人であり、近隣商店街等も加味した経済効果は、18億円であった。
  • 毎年夏に開催される「彦根ゆかたまつり」や招き猫をテーマにした「いい福まつり」は、市民や来街者にも定着し、好評を得ている。

花しょうぶ通り商店街

(平成10年度TMOファサード整備事業、24店を実施)

花しょうぶ通り商店街
ナイトバザール
 

  • 200年前の寺子屋を空き店舗対策で、駄菓子屋やギャラリー、レコードショップとして活用。H17年10月より、現代版寺子屋「街の駅」として商人塾や研修の場としている。また、H20年5月からは、商店街版チャレンジショップとして20代女性が「カフェ ルワム」を開業している。
  • H9年度滋賀県中小商業活性化事業「イメージアップ事業」に取り組み、滋賀県立大学住居学専攻の学生らと地元住民が懇談し、昔らしさを残した街づくりを「ふるあたらしい町」と女子学生が表現した。この「ふるあたらしい町」をコンセプトに事業展開をする。
  • 事業実施には、学生と商店主が、和菓子屋壁面に大壁画を描き、気持ちを1つにした。
  • H10年度全国初のTMO計画事業により、古い町並みを生かしたファサード整備事業(店舗前面部統一化事業)を実施した。その他カラー舗装・緑化事業・放送設備・モニュメント(レオナルドダビンチ作人力飛行機)等合計約1億円。(国・県・市・地元が1/4づつ負担)その他宝くじ助成金などで道標案内看板なども設置している。
  • ソフト事業は、市内3大学生と企画運営する6月のアートフェスタ勝負市・毎月第2土曜日開催の「ナイトバザ―ル」<100円で買える幸せ>を実施し、好評を得ている。
  • インターネットによるネット販売やメーリングリスト「hanashobu-st」を活用した情報発信にも積極的に取り組んでいる。
  • NPO法人彦根景観フォーラムが積極的に関与し、寺子屋力石の耐震補強工事や毎週土曜日開催の「それぞれの彦根物語」では、市民が講師になって、現代版寺子屋を実現している。その他にも段ボール甲冑教室や英語・陶芸などの教室が行われている。
  • 滋賀大学と滋賀県立大学のまちなか研究室との位置づけも特徴
  • H19年にLLPひこね「街の駅」を設立し、彦根の独自キャラクター「しまさこにゃん」、「いしだみつにゃん」などの商標管理を行うと共に廃業された銭湯を改装し、「戦國丸」と銘打って、キャラクター商品販売を手掛ける。
  • 「戦国商店街」を宣言し、各店舗には、関ヶ原合戦の東軍・西軍の戦国武将の旗印を掲げ、商品化も行っている。

彦根銀座街商業協同組合


コミュニティ道路とアーケード

えびす講大売出し

(改装後)市民の活動拠点だった

(平成10年度コミュティ道路整備事業の実施 )

(平成11年度TMOアーケード整備事業実施)

  • 全長約600mのポリカーボネイド性のアーケードを建設。
    プランター・フットライト・案内板・モニュメント等合計約2億8000万円
  • 同商店街と隣接する橋本商店街・登り町グリーン通り商店街・花しょうぶ通り商店街の接点「久左の辻」に滋賀県立大学の学生グループ「ACT」がH10年より10年間、ACTステーションとして、「まちと学生の交流の場」として活用していた。
  • また、隣接店舗を「イベントスペースQ座」として、ライブステージ・セミナーハウスなど多彩なイベント会場として活用していたが、H20年ビルの売買により閉鎖となった。
  • 民間協力(家賃の無償提供)による空き店舗活用で、「リサイクルステーション」を設置し、市民有志の「エコマーケット実行委員会」がボランティアで運営に当たる。
  • 社会就労センターひこね(SELPひこね)は、宅配弁当の店「なごみ屋」として、知的障害者の就労の場を提供している。

彦根橋本町協同組合


よりーな(外観)
橋本町商店街
よりーな(内部)

いこう館看板

いこう館(学生さんの食堂)

(平成11年度滋賀県 空き店舗対策事業補助金活用)

(平成18年度TMOアーケード整備事業実施)

  • 平成11年11月6日「自然の布館「よりーな」」が事業費600万円でオープン。
    (「よりーな」とは、彦根の方言「ちょっと寄りーな」(寄って行きなさいの意))
  • 建物は、昔油屋だったという約150年前の建物を利用。前からあるものを上手く使い、現状をそのまま生かすような工夫が随所に見られる。 「エコロジーとリサイクル」、「生涯学習と癒しの場」をコンセプトに基づいた事業展開をおこなっている。
  • 運営は、地元主婦グループ「よりーな」が担当し、古い着物や廃材を再生し、裂き織り・パッチワーク・わらじ編み・エコクロス・袋物などの製作、展示販売や一服のできる場を提供している。また、イベントスペースとして演奏会やカルチャー教室、ギャラリーとしても活用している
  • H17年度県道バリアフリー化道路工事と18年度戦略的中心市街地活性化支援補助金により、1億5000万円でアーケード整備事業を実施した。
  • H19年度滋賀県商店街活性化補助金により、滋賀県立大学と運営する「いこう館」をオープンした。毎月10日には、「橋の市」を開催するほか、毎月2回栄養士の授業の一環として、「学生さんの食堂」を開設し、地元住民から好評を得ている。

登り町グリーン通り商店街


欧風のファサード整備
橋本町商店街
店先カルチャー教室

(平成12年度TMOファサード整備事業、21店)

  • 平成11年6月1日 商店街組織の法人化を行った(商店街振興組合)。
    コンセプトは、環境を考えたまちづくり、エコライフの創出、バリアフリーからユニバーサルデザイン、情報発信基地などを掲げている。
  • 東京早稲田商店会から環境問題への取り組みを学ぶ他、環境を考えた商店街づくりをコンセプトにケナフの栽培を実施、緑化・空気浄化を行う他、ラッキーチケット付き空き缶・ペットボトル回収機を2台設置するなど、時代の先取りをおこなってきた。
  • 老朽化したアーケードの撤去と同時に和洋折衷の洋風デザインで、「マリアテレジア・イエロー」を基調としたTMOファサード整備事業を総額9,600万円で実施した。
  • 店主婦人などで構成する「グリーンレディース」による「店先カルチャー教室」が好評。
  • 12月開催の鮭まつりも消費者に定着してきた。市場商店街協同組合

おいでやす商店街振興組合

おいでやす商店街振興組合 橋本町商店街

(平成14年度TMOファサード整備事業実施)

  • 平成11年4月京町通り商店街から「おいでやす商店街振興組合」に商店街組織の法人化を実施。商店街のパブリックスペース「おいでやす館」を設置し、陶芸教室、カラオケ・懐メロ教室などを実施している。
  • 歩行者と車が共生する「魅力あるくつろぎのある街」づくりをめざし、平成12年度商店街調査事業を実施し、街のコンセプトとふさわしいファサード整備計画を立案する。
  • 既存アーケードを撤去し、平成14年度TMOファサード整備事業を実施。
  • 和風のイメージで『「あきんど」のまち 彦助通り』をキャッチフレーズに「なまこ壁」と平瓦貼りでファサードを統一している。


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