11/19 彦根商工会議所 特別講演会 MaaS講演会開催

セミナー・講演会

 彦根商工会議所では、国土交通省が「新モビリティサービス推進事業」を実施し、今後地方へMaaSを展開していく方向性であることを受け、MaaSとはどういったもので、どのように地域に落とし込まれていくかを会員の皆様に解説いただく講演会を㈱MaaS Tech Japan代表取締役 日高洋祐氏を講師にお迎えして開催します。会員の皆様の新たなビジネスチャンスを掴むきっかけとなることを期待しております。ぜひ奮ってご参加ください。

移動の革命「MaaS(MOBILITY as a SERVICE)」とビジネス

 日本の各都市では、政府の成長戦略「Society5.0」の一角「MaaS」(Mobility as a Service・通称:マース)を目指す動きが活発化し、それぞれの地域課題に対応した取り組みが推し進められている。国土交通省では「新モビリティサービス推進事業」としてMaaSのモデル地域を募集。51事業・地域が名乗りを上げ、2019年6月に全国の牽引役となる先駆的な取り組み19事業・地域を「先行モデル事業」として選定した。滋賀県もこの「先行モデル事業」に選定され、大津市をモデル事業として今後、湖東・湖北地域への展開が期待されている。

MaaSは都市計画の重要な要素

 MaaSとは、「あらゆる人々の移動/輸送ニーズに応えるために、情報・予約・決済を統合した移動/輸送サービス」である。マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を 一つのサービス(a Service)として捉え、それを可能にする概念、或いは仕組み(サービス)をMaaSという。そして、キーデバイスがスマートフォンだ。
 今まで移動は電車・バス・タクシー・自転車など、それぞれ個別に完結していたが、MaaSはあらゆる移動サービスと情報が一つのアプリに統合され、一括して予約と決済ができるシームレスな移動を実現する。
 MaaSによる「時間の効率的な利用」と「行動・経験範囲の拡大」は、生活をより快適にしてくれるだけでなく、移動手段の分散や効率化により、CO2の削減、過疎地における移動難民の救済、利用者の移動データ・車両走行データの活用による渋滞解消などの交通政策の活用が期待されている。
 更にMaaSはヒトの移動に加え、モノの移動(物流)にも大きな変化を生み出す。医療・介護・育児施設や商業施設など、あらゆる産業との連携が可能であり、まちづくりや都市計画など、MaaSは重要な要素となる。

ビジネスチャンスとなるMaaSへの参画

 滋賀県では国土交通省のMaaSの実証実験をもとに大津から湖東エリアへのMaaS 事業の展開を行うためにすでに動き始めている。当所の役割としては「彦根MaaS」を実現するための事業者連合の調整にある。シームレスなサービスを提供するためには、その地域の「すべて」の交通・サービス事業者に協力する必要がある。
 MaaSは、都心から彦根に行く場合、スマホからMaaSアプリを開く、駅までのタクシー、新幹線、米原からの在来線、彦根駅からのバス・タクシー・GSM・レンタサイクル・レンタカー・カーシェアリング、昼食、宿泊する朝食付ホテル、夕食・Bar、帰りのバス・タクシー・GSM・レンタサイクル・レンタカー・カーシェアリング・在来線・新幹線……すべてを都心の自宅で検索、予約、決済、案内ができなくてはならない。それを実現させるには、MaaS事業の中身を構成する彦根を始めとした湖東地域の事業所の参画が不可欠だ。ここまでが第1段階である。
 第2段階は、MaaSアプリで収集したデータ分析と活用である。このデータの分析結果があれば、バスの本数やタクシーの待機場所、スタッフの数や仕入れの量などを的確に予測し、経営資源や地域資源を効率的に配分でき、経費削減や人手不足の解消、交通施策(渋滞、駐車場、道路整備、公共交通、信号など)への反映など得るものはとてつもなく大きい。しかも、この情報をリアルタイムに知ることができる。
 MaaS事業に参画することは、ビジネスチャンスとなるはずだ。

開催要領

日時 2019年11月19日(火)14:00~15:30
場所 彦根商工会議所 4階大ホール
定員 100名(定員になり次第、締め切ります)
参加費 無料
お申込み 申込書に必要事項をご記入のうえ当所まで。
下記送信フォームからも申込み可能です。
お問い合わせ 彦根商工会議所
TEL.0749-22-4551 FAX.0749-26-2730
E-mail seminar@hikone-cci.or.jp
 

講師紹介

日高洋祐(ひだかようすけ)

1980 年1月19日生。2005 年4月、東日本旅客鉄道株式会社入社。2010 年4月、慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員。2010 年、JR東日本研究開発センターフロンティアサービス研究所。2014 年4月、東京大学大学院学際情報学府(社会人博士)入学。2018 年6月、㈱電脳交通 技術イノベーション推進本部ITストラテジー部門モビリティ変革グループ。2018 年11月、㈱MaaS Tech Japan代表取締役。2018 年12 月、一般社団法人JCoMaaS 理事兼事務局長。2019 年3月、㈱電脳交通顧問。

【株式会社 MaaS Tech Japan】
2019 年創業。MaaS のモデル構築、マーケット創造に向けて日本で最初に設立された事業会社。「100 年先の理想的な移動社会の基盤を構築する」をビジョンとして掲げ、理想的な移動社会実現に向けて、メディア事業、コンサルティング事業、プラットフォーム事業を展開。先進的な知見と実務的な経験をもち、行政機関や、交通事業者、各事業者のMaaSプロジェクトを推進。

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