しごと・くらし・おもてなしで役立つ!

彦根城

彦根プレミアム塾

Hikone-Historia 2017
彦根ヒストリア講座

コーディネーター 谷口 徹 氏(元彦根市教育委員会文化財部長)
●各講座受講料 会員500円/非会員・一般700円/学生無料
※第2講フィールドワークは受講料とは別に彦根城入場料1,000円が必要です。開講時間も異なりますのでご注意ください。
●場所 彦根商工会議所4階大会議室 ●時間 18:30開場・19:00開講

「Great Castle 彦根城」編6講座
―彦根城は世界遺産になるのか!―

 ビジネス・暮らし・おもてなしに役立つ内容で、彦根の歴史を多角的に学ぶ歴史講座シリーズ、いよいよスタート!!
国宝・彦根城築城410年祭が開催されるなか、7月からの彦根ヒストリア講座「Great Castle 彦根城」編では、彦根のシンボルとして市民に親しまれ、世界遺産暫定リストに登載されている彦根城の素晴らしさと、世界遺産登録に向けた取り組み状況と今後の課題について様々な角度から学びます。世界遺産登録に関する最新の傾向と必要な対策、地域経済や市民生活へのメリットなど正しい情報をお伝えして市民の理解を深め、登録に向けた気運を高めるため、各分野に造詣の深い講師をお招きして開催します(ディスカッションや質疑の時間も予定)。また、12月からの「井伊家歴代当主とその時代」編では、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で注目の井伊家歴代当主の中でも特に興味深い人物とその時代背景について講義していただきますのでご期待ください。

第1講 2017年7月28日(金曜日)
「世界遺産としての彦根城:講義編」

会場: 彦根商工会議所4 階大ホール(彦根市中央町3-8)
18:30 受付開始/ 19:00 スタート

講師 谷口 徹(たにぐち・とおる)氏
元・彦根市教育委員会文化財部長、現・柏原宿歴史館館長

谷口 徹氏平成4年にいち早く暫定リスト入りして25年の歳月が流れましたが、いまだに暫定リストのままの彦根城。彦根城の構成資産を一つひとつ世界遺産の視点で紐解きながら、どのようなコンセプトに組み立てるのが有効なのか、皆さんと一緒に考えます。その際のキーワードは、天守に代表される「城」と3つの「御殿」です。

第2講 2017 年8 月11 日(金曜日・祝日)
「世界遺産としての彦根城:フィールドワーク編」

会場:彦根城内
午前の部 9:00 ~ 12:00 募集定員30 名 (8:45 彦根城博物館前集合)
午後の部 14:00 ~ 17:00 募集定員30 名 ( 13:45 彦根城博物館前集合)

講師 谷口 徹(たにぐち・とおる)氏
元・彦根市教育委員会文化財部長、現・柏原宿歴史館館長

第1講の内容を現地で解説するフィールドワーク。天守や櫓などの城郭建 造物、石垣・登り石垣・大堀切・切岸などの城郭構造物を世界遺産の視点で 見学します。「ヘェ~!」という驚きと感動をたくさん準備しています。

第2講 フィールドワークについて

  • 飲み物・筆記用具・雨具は各自ご持参ください。 (熱中症対策をお願いします)
  • 歩きやすい服装・靴でお越しください。
  • 荒天などにより登城が危険と判断した場合は フィールドワークを中止し、開国記念館・彦根城 博物館の見学に変更する場合があります。
  • 受講料とは別に彦根城入場料1,000円をお支払 いいただきます。(雨天の場合は彦根城博物館の 入館料500円が追加となります。)
  • 催事傷害保険に加入します。

第3講 2017 年8 月23 日(水曜日)
「世界遺産登録ルールと彦根のまちづくり」

会場: 彦根商工会議所4 階大ホール(彦根市中央町3-8)
18:30 受付開始/ 19:00 スタート

講師 山根 裕子(やまね・ひろこ)氏
彦根市副市長・法学者

山根 裕子氏世界遺産の登録ルールは、193 カ国が加盟する世 界遺産条約にもとづいて、世界遺産委員会が条約 解釈や決定をし、作業指針を作成することで、時 代の変遷に対応しながら策定されてきています。 今年度は7 月にこの委員会が開催されますが、そ こでの議論も踏まえ、彦根城とその関連資産の登 録に向けて、今後、彦根市は作業をどのようにす るのか、彦根のまちづくりや活性化に役立つ示唆 は何かについて、市民の方々とともに考え、議論 したいと思います。

第4講 2017年9月27日(水曜日)
「建築技術からみた天守の変遷」

会場: 彦根商工会議所4 階大ホール(彦根市中央町3-8)
18:30 受付開始/ 19:00 スタート

講師 麓 和善(ふもと・かずよし)氏

山根 裕子氏1956年香川県生まれ。名古屋工業大学大学院教授。 専門は建築史、文化財保存。彦根城、名古屋城、犬山城、安土城、小牧山城・岐阜城、金沢城、鳥取城、甲府城、弘前城、五稜郭など全国の史跡整備や文化財修理 に委員として参画。著書に『日本の城・再発見 彦根城、松本城、犬山城を世界遺産に』(ブックエンド/共 著)、『犬山城総合調査報告書』(犬山市教育委員会/ 共著)、『城の日本史』(講談社学術文庫/共著)、『復元 日本大観Ⅰ城と館』(世界文化社/共著)など多数。

【講演の概要】 天守は、天正7年(1579)竣工の安土城天守から寛永15年(1638)再建の江戸城天守にいたるまで、わずか約60年間に、望楼型天守から層塔型天守へと様式および技術が飛躍的に発達しました。今回の講演では、天守様式の変遷を、天守台の石垣構築技術、天守の木造架構技術および木材加工方法など、建築技術的な視点から見ていきます。

第5講 2017年10月13日(金曜日)
「松本城・犬山城の世界遺産登録への取り組みについて」

会場: 彦根商工会議所4 階大ホール(彦根市中央町3-8)
18:30 受付開始/ 19:00 スタート

講師 桑島 直昭(くわじま・なおあき)氏

山根 裕子氏松本市文化スポーツ部文化振興課主査
1972年福井県生まれ。松本市教育委員会文化財課、 松本城管理事務所を経て、文化スポーツ部文化振興 課世界遺産推進担当。

【講演の概要】 松本城は、文禄2年から3年(1593~1594)に築城された と考えられており、松本城の天守群は、大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・ 月見櫓の5棟すべてが国宝です。松本市は、平成13年度から松本城の世界遺産登録をめざしており、平成18・19年度の文化庁の世界遺産暫定一 覧表記載資産候補に応募して「カテゴリーⅠb」の評価を得ました。現在は、専門家の助言を踏まえ、「天守」に着目し、世界遺産の姫路城、暫定一覧 表記載の彦根城、犬山城、松江城、松本城などによる「近世城郭の天守群」での登録をめざし、関係自治体と一緒に取組んでいます。

講師 川島 誠次(かわしま・せいじ)氏

山根 裕子氏犬山市教育委員会歴史まちづくり課主査補
1984 年岐阜県生まれ。岐阜市教育文化振興事業団 埋蔵文化財調査事務所を経て、現職。

【講演の概要】 犬山城は、木曽川沿いの独立した丘陵を中心に、かつては堀と土塁に囲まれた区域を城郭とした城です。天文6年(1537)に築城されたと伝えられていますが、諸説があります。天守は昭和10年(1935)に 国宝保存法により、その後、文化財保護法により同27年(1952)に国宝に指定されています。近年、建築史学、城郭考古学、文献史学、歴史地理学な ど多角的な視点から総合調査を実施し、犬山城の学術的な価値の証明に努めています。

第6講 2017年11月13日(月曜日)
「世界遺産登録の傾向と対策」

会場: 彦根商工会議所4 階大ホール(彦根市中央町3-8)
18:30 受付開始/ 19:00 スタート

講師 西村 幸夫(にしむら・ゆきお)氏

山根 裕子氏1952年福岡市生まれ。東京大学大学院教授。日本イコモス国内委員会委員長、文化庁文化審議会委員、 同世界遺産特別委員会委員長などを歴任する世界遺 産の第一人者。専門は都市計画、都市保全計画、都市景観計画。『西村幸夫 風景論ノート』(鹿島出版会)、 『都市保全計画』(東大出版会)など、著書多数。近刊に『世界文化遺産の思想』(共編、東大出版会)。

【講演の概要】 これまで多くの世界遺産登録に関わってきた経験から、具体的な事例を挙げて世界遺産の傾向と対策についてお話をします。その上で、彦根城の世界遺産登録についてもご提案をしたいと思います。また、皆さんのご質問もたくさんお受けしながら、いっしょに世界遺産を考える場にいたしましょう。