滋賀大講堂を耐震化改修工事

地域経済レポート

完成後のイメージ図(滋賀大提供)

 滋賀大学彦根キャンパスの講堂(国登録有形文化財)の耐震化と改修工事を前に、建物を持ち上げるジャッキアップ工事が先月中旬から始まりました。
 講堂は旧彦根高等商業学校時代の1924年(大正13年)に木造平屋(中二階)建て延べ902平方メートルで建築。講堂としてのほか、大正時代の建物として映画やドラマのロケ地にも使われました。1937年(昭和12年)に米国の社会福祉活動家・ヘレンケラーが彦根を訪れた際には講演会でも利用されました。
 耐震工事では、建物の床下に重機が入れるよう建物を約1メートル持ち上げる必要があるため、ジャッキアップ工事を今月中旬まで実施。その後、床下のレンガを撤去、地盤を改良した後、コンクリート造りに変更されます。
 耐震工事の完了後には、建物奥の小ホールを教育研究や企業との共同研究、学生が集うスペースに改修し、来年3月に完成させる計画です。工事費は約3億円。