世界遺産でつながるまちづくりコンソーシアム 近江ヒストリア講座

「世界遺産でつながるまちづくりコンソーシアム」は、湖東湖北5市4町 (長浜市・米原市・彦根市・東近江市・近江八幡市・多賀町・甲良町・ 豊郷町・愛荘町)の商工団体、観光団体など23団体で構成する「彦根城の世界遺産登録」の実現を目指す共同事業体です。

12/17「其の二 長命寺編」は定員となりました。
※其の三、其の四は受付中です。

白洲信哉の近江山河抄

琵琶湖を中心とした日本文化の発祥の地、近江。『近江山河抄』に「私はえたいの知れぬ魅力にとりつかれた」とこの地を訪ね歩き、「近江の中でどこが一番美しいかと聞かれたら、私は長命寺のあたりと答えるであろう」と書き記された著者の白洲正子さん。「近江ヒストリア講座」では孫の白洲信哉氏を招聘し、今の視点から近江の「えたいの知れぬ魅力」を捉え直し、紡いでいきます。其の二は、長命寺副住職の武内健斗師に歴史と伝承を、白洲氏に西国巡礼から蒲生野、この地の美しい魅力についてお話しいただきます。

【其の二】2022年12月17日(土) 13:30開場 14:00~16:00
「長命寺編」

開場 14:00〜16:00(終了予定)
参加料 500円(学生無料)・定員 80名(定員になり次第締切)
場所 滋賀中央信用金庫 本店営業部5F(近江八幡市桜宮町198)
講師 白洲信哉氏・武内健斗師(長命寺副住職)

主催 世界遺産でつながるまちづくりコンソーシアム
    (事務局:彦根商工会議所 彦根市中央町3-8 TEL.0749-22-4551)
協力 長浜市・米原市・彦根市・東近江市・近江八幡市・多賀町・甲良町・豊郷町・愛荘町


姨綺耶山(いきやさん) 長命寺 近江八幡市長命寺町

長命寺西国札所第31番の「長命寺(ちょうめいじ)」は、琵琶湖畔にそびえる長命寺山(標高333m)の山腹にある寺で本尊は千手観音。麓から本堂まで808 段の長い石段を登ると、諸堂の屋根のラインが美しく重なりあう長命寺のよく知られた光景や琵琶湖と山々の雄大な景色を見ることができる。3世紀後半から4世紀初頭の景行天皇の時代、武内宿禰(たけのうちすくね)がこの山で「寿命長遠諸願成就」を祈った。619 年、推古天皇の時代に聖徳太子が来山し開基したと伝えられている。平安時代前期に寺院の基盤ができたと考えられており、その後、近江守護佐々木定綱(さだつな)が戦死した父の菩提を弔うために、平安時代後期に本堂、釈迦堂・薬師堂・太子堂・護摩堂・宝塔・鐘楼・仁王門などを建立した。現在の社殿は戦国時代中期に兵火で焼失したあと再建されたものだ。

また、長命寺には本堂の背面の「六所権現影向石」、武内宿禰を祀る護法権現社の背面にある「修多羅岩(すたらいわ)」などカミが宿る数々の磐座(いわくら)が今も在る。長命寺絵図には滝も描かれており、仏教以前からの霊地であったことを物語っている。

長命寺「さざなみの」、「石はしる」は近江の枕詞である。近江は水の郷であり、石の郷だということを長命寺を訪ねれば実感することができるに違いない。ところで、長命寺山は「金亀山」とも呼ばれる。彦根城が建つ彦根山の別名も同じ「金亀山」だ。江戸時代以前は西国巡礼の人々が訪れる観音霊場だった。金亀山という名は、何かの縁で結ばれていた証かもしれない。

【重要文化財】本堂 三重塔 鐘楼 護摩堂 絹本著色紅波璃阿弥陀像 絹本著色勢至菩薩像 絹本著色釈迦三尊像 綿本著色涅槃像 木造千手観音立像 木造地蔵菩薩立像 木造毘沙門天立像 木造聖観音立像 木造十一面観音立像


近江ヒストリア講座「 白洲信哉の近江山河抄」其の二「長命寺編」講師プロフィール

講師・白洲 信哉 氏
白洲 信哉

11965年東京都生まれ。細川護煕元首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方、広く日本文化の普及につとめ、書籍編集、デザイン、展覧会などの文化イベントの制作に携わる。2013~2018年骨董・古美術専門誌 月刊『目の眼』編集長を務める。
父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。主な編著書に『骨董あそび』(文藝春秋)『天才青山二郎の眼』『小林秀雄 美と出会う旅』(新潮社)『白洲家としきたり』(小学館)『かたじけなさに涙こぼるる』(世界文化社)朱漆「根来」 中世に咲いた華(目の眼)『旅する舌ごころ』(誠文堂新光社)他多数。最新刊に『美を見極める力』(光文社新書)がある。

講師・奥山 慶道 師

長命寺副住職
武内 健斗

昭和63年滋賀県生まれ。平成23年関西学院大学文学部文化歴史学科卒業(日本中世史専修)。同年、比叡山行院にて四度加行遂行。平成24年より西国第31番札所姨綺耶山 長命寺に奉職。現在副住職。令和2年より聖徳太子1400年悠久の近江魅力再発見委員会幹事。令和3年より一般社団法人近江八幡観光物産協会理事。

近江ヒストリア講座「白洲信哉の近江山河抄」開講予定
(都合により変更する場合がありますので、Webサイトでご確認ください)

  • 其の三「百済寺・石塔寺編」
    日時 2023年 2月 5日(日) 13:30開場・14:00開演
    会場 八日市文化芸術会館(東近江市)
  • 其の四「竹生島編」
    日時 2023年 2月 8日(水) 18:00開場・18:30開演
    会場 セミナー&カルチャーセンター 臨湖 多目的ホール(長浜市)

2022年度近江ヒストリア講座「白洲信哉の近江山河抄」 其の二「長命寺編」

●受講料 500円/学生無料 ●定員 80名(定員になり次第締切)
●当日は、駐車場に限りがあります。できるだけ公共交通機関でお越しください。